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題名：好きラノ投票　2017年下期

投稿者：管理人
投稿日時：2018-01-07 21:10:25 +0900
本文：

好きラノ投票エントリです。今回も投票してみます。

ゲーマーズ!(8) 葵せきな 【17下期ラノベ投票/9784040723693】

前期に引き続いて１位です。相変わらずのクオリティのよさとエントロピーの高さ（訳：カオスっぷり）で、お見事という他なし。ほんとこの作品は、波長が合うというんでしょうかね、私の好みにきれいにハマっています。
アニメもよかったですね。私は全話見ましたが、アニメ化で爆死する作品も少なくないなか、本作はかなり原作に忠実だった印象です。（ゲームオーバーはどうなったの？は置いといて。）強いて言えば、あぐりのキャラがやや印象が違ったかな。
原作の方もだいぶ話が進んできまして、依然先のわからない展開ですが、一体どうなるのでしょうか……　あ、自分星ノ守派なんで、チアキには是非幸せになってほしいですです！
あと全然蛇足ですが、このラノで自分のコメントが載ったのも印象深かったです。

バブみネーター 壱日千次 【17下期ラノベ投票/9784040694542】

私も社会人なので、ラノベは大好きながらも読める時間は限られております。故に必然的に、限られた時間でどの作品を選んで読むか？には相当吟味を重ねるのが通例です。選ぶ要素としては、あらすじ、作者、レーター、表紙絵、ア〇ゾンランキング、ブログ書評（いつもお世話になってます）、等々いろいろありまして、これらを総合して判断する。どれか一つの要素だけで購入を決定することは滅多にありません。
…なんですが本作は、あらすじオンリーで購入したかなり稀な作品のひとつです。あらすじだけで爆笑した、というのはちょっとここ数年記憶にありません。ラノベあらすじ大賞、みたいなものがあったとすれば、おそらく歴代オールタイムでもベスト３には入るのではないかと思われます。
とそんな感じで、かなりハードルの高い状態で読みはじめたのですが、中身の方も十分期待に応えてくれました。

あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き! 内堀優一 【17下期ラノベ投票/9784798615202】

序盤読んでて、「ああ、よくある頭悪いラブコメだな～　ははっ」とか思ってたのですが、後半でどんでん返し。完璧にだまされました。心地良いだまされ方だったので一票。

平浦ファミリズム 遍柳一 【17下期ラノベ投票/9784094516890】

人間を信じない、好きになれない主人公というのは少数派ながら根強くありまして、自分は共通点があるがゆえに大体共感する方です。でそういう話はえてして最後は「でもやっぱり他人との絆もいいもんだよね」みたいなオチになりがちで、本作もまあ言ってしまえばそのパターンを踏襲しているわけですが、これって変えたらまずいんですかね？人と関わらない主人公がエンディングで「やっぱり人と関わらなくてよかった！」と満面の笑みを浮かべる作品とか読んでみたいんだけど、出ませんか？編集にダメ出しされるんですか？書いてもらっていいですか？

ひきこもり姫を歌わせたいっ! 水坂不適合 【17下期ラノベ投票/9784094516883】

うん、うん、いいね、いいね！という感じで読んでました。こういう雰囲気というか設定というかは好みですね～　まあ冷静に考えると、美少女で歌が超うまくてなんで引きこもるねん、とツッコんでしまいそうになりますが、そこはほら、フィクションだし。

ぼくたちのリメイク(2) 木緒なち 【17下期ラノベ投票/9784040693392】

これも目標に向かってひたむきに走る系で、好きな作品。ただこれ、タイムスリップの設定って必要なんですかね？普通に芸大の青春群像にしてよかったと思うし、設定があまり意味ないように思うのだけど、どうなんだろう…

以上6作品。一人10冊まで投票できるんですが、今回は6冊にしておきます。対象作品の中で自分が読んで自信をもっておすすめするもの、というとあとないのですよね…　私は（ちゃんと数えてませんが大体）年に80冊程度ラノベを読んでるので、半年で40冊。その中には旧作も多いので、半分新作としても20冊しか対象作品読んでないのですよね。その中で「まあまあ面白い」くらいならけっこうありますが、自信をもっておすすめ、というとやはり半分を切ってしまいます。なので無理して10冊挙げるのはやめておきます。

前巻が面白かったので読む予定の作品としては、キラプリおじさんと幼女先輩２、緋色の玉座２、スーパーカブ２などがありまして、これらは読んでいればおそらく票を入れてただろうと思うのですが、買っただけでまだ積んでたりします。あそうそう、キラプリもこのラノでコメント載ったんだった。あと、なれるSEは超好きなシリーズで、これも14までしか読んでないのですが、完結したということで今回は票を入れたかったところです。うーん残念。いやまあ読み進めてないこっちが悪いのですけど。

対象作品じゃないけど最近読んで面白かった旧作としては、森橋ビンゴ「三月、七日」＆その続編、ですね。2004年の作品。「この恋と、その未来。」では絶対に実らない恋を描いていた森橋先生ですが、禁じられた関係を描くことに関しては以前からこだわりを持っていたのかー、ということを知りました。このラノにせよ好きラノにせよ、対象作品はその時その時の新作に限られるわけですが、旧作にスポットを当てたランキング、みたいのってできないんですかね。いやまあ対象のしぼり方が難しいのかもしれないけど。でも毎年毎年新作ばっかり追っかけるってのも変だなぁとは思うんですけどね。実際私なんか新作より旧作の方が読む量多いわけだし。